<キーワード> 特許出願書類、給与明細、機密情報、ハッカー
・セキュリティー会社の調査で、約15億件の機密情報ファイルがネット上で閲覧可能になっていることが分かった。
・これらのファイルには、給与明細や特許出願書類などが含まれ、最低限の専門知識があれば自由に取得できる状態になっている。
・専門家は、ハッカーや国家、ライバル企業は機密情報を容易に盗めると警告している。
『(出典)2018年4月6日 時事ドットコムニュース』
特許法では、特許出願の日から1年6ヵ月を経過したときは、
すべての特許出願を公開する、いわゆる「出願公開制度」を採用しています。
このため、特許出願をしてから出願公開がされるまでの1年6ヵ月は、
出願人が公開しない限り、発明は秘密の状態におかれることになります。
発明に係る商品等の開発を、ライバル企業に察知されないようにするためには、
秘密の状態におかれた特許出願書類の機密管理がとても重要になります。