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IT×特許について

IoT関連技術の特許分類の変遷

1.概要

■2016年11月

・ 広域ファセット分類記号「ZIT」の新設

 

■2017年4月

・広域ファセット分類記号「ZIT」の細分化

 

■2020年1月

・IPCサブクラス「G16Y」の発効

 

■2020年4月

・FIサブクラス「G16Y」の新設、ZITの付与停止

 

2.詳細

■2016年11月(広域ファセット分類記号「ZIT」の新設)

 

IoT関連技術に関して、

横断的な分類である広域ファセット分類記号「ZIT」が新設され、

日本の特許文献に対して付与が開始されました。

 

これにより、

広域ファセット分類記号「ZIT」を用いて、

IoT関連技術に関する特許情報が検索可能となりました。

 

■2017年4月(広域ファセット分類記号「ZIT」の細分化)

 

IoT関連技術の広域ファセット分類記号「ZIT」が12の用途別に細分化され、

日本の特許文献に対して付与が開始されました。

 

 

これにより、

広域ファセット分類記号「ZIT」を用いて、

IoT関連技術に関する特許情報が用途別に検索可能となりました。

 

■2020年1月(IPCサブクラス「G16Y」の発効)

 

広域ファセット分類記号「ZIT」の内容を踏まえて、

国際特許分類(IPC)にIoT関連技術のための分類を創設することが提案され、

 

五庁及びWIPOでの議論を経て、

IPCサブクラス「G16Y」が発効され、特許文献に対して付与が開始されました。

 

これにより、

IPCサブクラス「G16Y」を用いて、

IoT関連技術に関する特許情報が検索可能となりました。

 

■2020年4月(FIサブクラス「G16Y」の新設、ZITの付与停止)

 

2020年1月に発効した

IoT関連技術に関する国際特許分類(IPC)への準拠を目的として、

 

IoT関連技術に関して日本特許分類(FI)サブクラス「G16Y」が新設され、

日本の特許文献に対して付与が開始されました。

 

これにより、

FIサブクラス「G16Y」を用いて、

IoT関連技術に関する特許情報が検索可能となりました。

 

なお、FIサブクラスの新設に伴って、

広域ファセット分類記号「ZIT」の付与が停止されましたので、

 

IoT関連技術に関する特許情報の検索は、

IPCサブクラス「G16Y」またはFIサブクラス「G16Y」を用いて行う必要があります。

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