書評

　「リーガルテック」とは、法律（リーガル）と技術（テクノロジー）を組み合せた造語で、法律業務を支援するテクノロジーのことをいいます。
　訴訟における証拠集めを始め、法律業務にもテクノロジーが欠かせなくなっていますが、本書には、アメリカ等の諸外国の取り組みや、日本の対応遅れの現実が書かれています。　
　また、筆者は、ＩｏＴやＡＩが、リーガルテックを大きく進化させると述べており、弁理士である私も含めて、法律業務に携わる専門家は、今後の法律業界の動きにも注目する必要がありそうです。

＜こんな方におすすめ＞
・弁護士、弁理士、公認会計士、法務担当者等の法律業務に携わっている方々
・法律業務の最新動向や将来予測を知りたい方

＜キーワード＞
　法律、ｅディスカバリ、訴訟、AI弁護士、弁護士、弁理士、公認会計士、ＩｏＴ、ＡＩ、第４次産業革命