書評

　アメリカとドイツでは、製造業をけん引するためIoTを産業革命と位置づけ、国を挙げて取り組んでいます。それに対して、ものづくり立国である日本のIoT化の遅れは否めません。
　IoT関連の本は多く出版されていますが、具体的な事例集などで事業化の参考にはなりません。
　本書は、これからの日本がIoTに対してどう対応していけばいいのか、具体的に提言されているのでとても参考になります。また、IoTの全貌を俯瞰できる内容になっているので、大いに役に立つ一冊です。

＜こんな方におすすめ＞
・IoT全体の俯瞰を知りたい方
・IoTの導入を検討している製造業者
・IoTを事業化するために何をするのか知りたい方

＜キーワード＞
・IoT、AI、ビッグデータ、インダストリー4.0、製造業、ビジネスモデル