昨今、IoT の普及に伴い、
特に機器のグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が重要な役割を担うようになっています。
近年のGUIは、クラウド上に記録されネットワークを通じて表示される画像や、
機器に表示されるのではなく壁・人体等に投影される画像等、多様な画像を含んでおり、
これらの画像については、現行の意匠法では保護することができていません。
他方、特に米国や欧州においては、こうした画像についても意匠権で保護しています。
令和元年の意匠法改正では、
「意匠」の定義に「機器の操作の用に供される」画像、
「機器がその機能を発揮した結果として表示される」画像を加え、
機器に関連する画像一般を意匠権の保護対象に追加されます。
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