<キーワード> 特許、利用許諾、FRAND、シャープ
・シャープは、次世代移動通信規格である5G NRの必須特許495件についてFRAND宣言を行った。
・利用許諾の対象は、「超高速・大容量データ通信を実現するeMBBと一部の低遅延機能」に関連する特許である。
・5Gの通信システムは、様々な産業の発展に寄与する社会基盤としての役割が期待されている。
『(出典)2018年3月30日 シャープHP』
FRANDは、「Fair(公正)、Reasonable(合理的)、Non-discriminatory(非差別的)」の略で、
FRAND条件とは、「公平、合理的、かつ、非差別的」な条件のことです。
標準化団体は、標準規格の策定時に、標準必須特許を有する特許権者(企業等)に、
FRAND条件下でのライセンスを行なう意思を表明(FRAND宣言)させることで、
標準必須特許に関連する紛争等を回避する対策を行っています。