<キーワード> 特許、侵害、中外製薬、第一三共、ファイザー
・中外製薬は、第一三共と米ファイザー日本法人に対して、製造販売の差し止めを東京地裁に提訴していた。
・特許侵害の対象は、乳がん関連の用途特許である。
・訴訟の取り下げにより、抗がん剤「ハーセプチン」の一部が後発品に置き換わる可能性がある。
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『(出典)2018年10月31日 日本経済新聞』
特許権の直接侵害となる対象は、
特許請求の範囲(特許の権利内容)に記載されたすべての構成を備えた物や方法に限られるのが原則です。
この原則を、「権利一体の原則(オールエレメントルール)」といいます。
また、日本の特許権は、日本における実施行為にしか行使することができないのが原則です。
この原則を、「属地主義」といいます。