<キーワード> AI、富士通、健康管理
・富士通は、AIで長期欠勤などの予兆を判定する健康管理システムを開発した。
・AIは、従業員の出退勤等のデータと長期休暇等の関係を、パターンとして学習する。
・働き方改革が進む中、2019年内の商品化を目指す。
『(出典)2019年5月29日 富士通HP』
AI関連発明の特許出願の件数は、2015年から2016年にかけて、前年比約78%という大幅な伸びを示しています。
また、AI関連発明の特許査定率は、2010年から、約90%という高い水準を維持しています。特許査定率の平均値が50%~60%程度であることを考えると、AI関連発明の特許査定率が極めて高い(=特許を取得しやすい)傾向にあることが分かります。
AI技術を利用したIoTビジネスを行うためには、「どのようなAI特許が存在するのか」、「AI技術は、特許法によって、どのような保護を受けることができるのか」等を十分に理解した上で、特許査定率の高いうちに(特許が取得しやすいうちに)特許出願をしておくことが重要となってきています。